イベルメクチンはコロナに有効?!気になる飲み方に迫る
新型コロナウイルスが世界中に蔓延してから1年以上たちました。
コロナ感染を避けるための生活を強いられている今、コロナ予防・治療薬になるかもしれないとイベルメクチンが注目されています。
「予防や治療ができる」としてすでにNHKや日本テレビといったテレビ番組や、Yahoo!ニュースなどと数々のメディアで取り上げられています。
イベルメクチンで予防・治療できるなら試してみたいですよね。
中には「飲んでみようかしら」と思っている人もいるはずです。
そんな人のために!
この記事では、コロナ薬としてのイベルメクチンの飲み方を紹介します。
目次
コロナ予防・治療薬としての飲み方とは?
イベルメクチンがニュースで取り上げられるようになってからというもの、SNS上では大騒ぎの事態になっています。
「この飲み方は合っていますか?」と、本物の医者かも分からないアカウントに質問をしている人もいるほど。
ネット上では身分を偽ることも簡単に偽れます。
特にまだ研究が続けられている薬の飲み方を知りたい場合は、きちんと自分自身で下調べをしておくことが大切です。
下記の飲み方は、イベルメクチンを用いて治験を行った臨床試験結果を元に公表される手法です。
この飲み方こそ、現時点で分かっている方法なんです。
【コロナ予防薬としての飲み方】
飲む量 | イベルメクチン0.2mg×体重 |
飲む回数 | 各週1回、または2回のみ |
飲むタイミング | 食前・食後 |
【コロナ治療薬としての飲み方】
飲む量 | イベルメクチン0.2~0.4mg×体重 |
飲む回数 | 1日1回を5日間、または回復するまで |
飲むタイミング | 食前・食後 |
また、予防・治療ともにイベルメクチンと一緒に飲むべきサプリメントや内服薬、外用薬も存在しています。
飲み方についてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事をチェックしてください。
駆虫薬としての飲み方は?
コロナ薬として脚光を浴びているイベルメクチンですが、実はこれまでに多くの人を救ってきた実績をもつ駆虫薬でもあるんです。
駆虫薬とは、体内に入り込んだ寄生虫を死滅させる薬のこと。
豆知識として、イベルメクチンの一般的な飲み方も紹介しておきます。
【イベルメクチン・通常の飲み方】
飲む量 | イベルメクチン0.2×体重 |
飲む回数 | 疥癬:2週間間隔で2回 腸管糞線虫:1回のみ |
飲むタイミング | 空腹時 |
コロナ薬として違う点は、飲む回数と飲むタイミングです。
さらにコロナ治療薬として使用する場合は0.2~0.4mg×体重ですが、通常の飲み方は0.2㎎×体重です。
なぜサプリメントも飲まないといけないの?
先ほどチラッと述べた一緒に飲むべきサプリメントのことですが、なぜコロナ予防・治療をする際に他のものも服用しなければならないのでしょうか?
併用すべきサプリメントの種類はビタミンDやビタミンC、亜鉛、ケルセチンといった栄養素ばかり。
特に日本人の8割はビタミンDが体内で欠乏しているといわれており、薬の効果が十分に出ない可能性があると示唆されています。
2020年8月にスペインで発表された研究内容によると、ビタミンDをコロナ感染者に治療薬として投与したところ、重症化が防げたという結果に。
栄養素をたっぷり体の中に取り入れるのはとても大事なことだと、この研究内容で判明したのです。
そのため、イベルメクチンを飲む際にもビタミンを配合しているサプリメントとの併用を推奨しているのでしょう。
普段の食生活からビタミンDを摂取しておきたい人は、魚類や卵黄、きのこ類を積極的に食事メニューに取り入れていきましょう!
コロナ予防・治療薬としての安全性は?
イベルメクチンは、一般的な飲み方よりも少し高用量になります。
1回ごとの成分量が多いというよりも、飲む回数が通常よりも多いという点がポイントです。
そう聞くと「安全性はあるの?」と心配になる人もいるはずです。
誰だってそうなりますよね。
普段よりも飲む量が多いのです!なんて言われると、尻込みしたくなるはずです。
実際、臨床試験で行われた飲み方は公表されていますが、安全性に関しては誰もがまだまだ研究中。
そのため、現段階ではコロナ予防・治療としてイベルメクチンを使用する安全性は不確かなのです。
イベルメクチンを飲むべきか?必要か考えよう
今、イベルメクチンは世界中から注目を集めている医薬品です。
日本では、製薬会社・興和が2021年内にでもイベルメクチンがコロナ特効薬として承認されるように急ピッチで研究を進めています。
しかし、慎重に慎重を重ねる日本人ですから、まだまだ時間がかかるのでは?という不安も拭いきれません。
そんな時にイベルメクチンが手元にあったらどうでしょう?
特に1人暮らしの若者や高齢者にとっては、安全性がまだ不確かであったとしてもイベルメクチンに頼りたくなるはずです。
「明日は我が身かもしれない」という不安感を感じないためにも、せめて手元にイベルメクチンを置いておくというのもひとつの手段といえます。