動物用イベルメクチンを飲んじゃダメ!飲むなら人間用を買う

動物用イベルメクチン

イベルメクチンは、人間用と動物用があります。

コロナをきっかけにイベルメクチンを知った人からするとびっくりですよね。

人間用・動物用どちらも体内に入り込んだ寄生虫を撃退するための役割を果たしており、世界中で使用されています。
人間用であれば寄生虫による感染症が多いアフリカ、動物用であれば世界中の農家さんがイベルメクチンを使ってきた過去があるんです。

寄生虫を駆除するという作用だけを見れば

「動物用を飲んでもいいのでは?」

と思う人もいるかもしれません。

しかし、人間が動物用を飲んでしまうと重篤な副作用を招く危険性があるんです。

本記事では人間が動物用イベルメクチンを飲んではいけない理由について、また飲んでしまった場合に起こり得るリスクについて紹介します。

イベルメクチンを購入する際には、個人輸入であったとしてもきちんと人間用を買わないとダメですよ!

動物用イベルメクチンを飲むとどうなっちゃうの?

動物用を飲むと

人間が動物用イベルメクチンを飲んでしまった場合、下記のようなリスクを背負う恐れがあります。

【起こり得るリスク】

発疹、接触性皮膚炎、浮腫、頭痛、めまい、無気力症、悪心、嘔吐、下痢、発作、運動失調、呼吸困難、腹痛、異常感覚、じんましん

動物用のイベルメクチンは人間用のもの錠剤タイプと違って、液状やペースト状である場合がほとんど。
そのため、体内への吸収率が高まり毒性が一気に強まります。

せっかくコロナ用としてイベルメクチンを買ったのにまさかの動物用だった!

なんて事件は世界中で起こっており、緊急搬送される人が急増しています。

珍事件!動物用イベルメクチンを飲む人が増加中

アメリカでの事件

ここではアメリカで起きた動物用イベルメクチンにまつわる珍事件をチェックしましょう。

アメリカでは、家畜のために使えるようにとイベルメクチンを簡単に購入できる家畜用品店があります。

昔から馴染みがあるせいか、イベルメクチンがコロナに有効であると世界中で報道されてから需要が一気に高騰し売れ切れ状態になっています。

問題なのはその動物用イベルメクチンを人間が飲んでしまったという点です。

前述したように動物用イベルメクチンを人間が飲んでしまうと重篤な副作用を招きます。
中にはコロナ感染後の症状よりも酷い状態に陥っている人もおり、更なる医療圧迫状態を招いているのです。

またアメリカといえば銃社会ですよね。
銃で撃たれた患者が搬送される、なんてことは日常茶飯事です。
しかし、動物用イベルメクチンを間違って飲んでしまった患者の数が病床を圧迫する事態に。

現地の医者は「銃で撃たれた患者の治療ができない!」と噴気すると同時に、動物用イベルメクチンを絶対に飲まないでと強く批判しています。

動物用と人間用の違いは?

動物用と人間用の違い

動物用と人間用イベルメクチンでは使用する目的がほぼ同じです。
異なる点を上げるなら、飲む用量や駆虫薬として承認を行っている機関です。

まず人間にイベルメクチンを用いる場合は疥癬や腸管糞線虫といった感染症を治療するケースのみ。
飲む量はイベルメクチン0.2mg×体重であり、疥癬や腸管糞線虫の治療によって飲む回数が異なります。
(※人間用の一般的な飲み方についてはこちらから)

動物用イベルメクチンも人間と同様に体内に入り込んだヒゼンダニや、回虫を撃退するように作用します。
例えば牛であればオステルターグ胃虫、クーペリア。
豚であれば豚回虫やブタジラミ、豚糞線虫といった感染症に用いるのです。

飲む量は圧倒的に多く、基本的にイベルメクチン0.5mg×体重。
注射で使用する場合は0.02mgですが、いずれにせよ成分量×1頭の体重なので人間より高用量になることは明らかです。

薬として承認する機関が異なる

承認期間

少し豆知識として、動物用と人間用では医薬品を承認している機関が違うということも把握しておきましょう。

お薬は同じ成分を使っていたとしても、動物用と人間用で商品名が違う場合があります。
イベルメクチンというのは成分名であり、商品名ではありません。

人間用はストロメクトール。
動物用はノロメクチン注やイベルメクチン散0.6%タムラといった商品名で知られています。
動物用のイベルメクチンは商品名が多くありますが、今回は2つだけ例に挙げています。

同じ成分の薬でも動物用や人間用として発売をするためには、それぞれの機関で医薬品の承認を受け取る必要があります。

人間用のお薬は、医薬品医療機器総合機構が審査を行い、厚生労働省が薬として承認します。

動物用はお薬は、薬事・食品衛生審議会で審議されて、農林水産省が承認。

動物用のお薬で家畜への投与に問題が生じると判断された場合は、人間用を管理している厚生労働省が審議に参加する場合もあります。

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Posted by saka


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